「わたしとえいご⑤」中国から帰国、日本で就職編
Hello,muiです。
わたしとえいごシリーズも5回目。
英語縛りで人生を振り返ることなんてなかったので新鮮です✨☺️
❀帰国3か月目で就職
さて、6年の中国生活をおえて帰国した私は
日本で働いたことがないことにひどく焦りを
感じていました。
帰国組の中には3ヶ月遊ぶとか、
長い人だと1年間はなんにもしない!
と宣言する人もいましたが
私は1ヶ月遊んで、1ヶ月は就活。
3ヶ月目には働き始めると決めていました。
そしてほぼその通りにことを運び、
とある日本語学校の中国語担当者として
就職したのでした✌️
❀中国語が聞き取れなくて大慌て
留学生の出身は3割を台湾と中国大陸、
3割を韓国、3割をタイが占め、
残りの1割がその他の国籍の生徒といったところ。
台湾人の数が圧倒的に多く、
中国から帰国して間もない私は
台湾留学生の中国語がうまく聞き取れなくて焦りました💧
大陸のようにビシバシ!ハッキリ!
という雰囲気がなく、変な言い方ですが、
日本人が話しているような中国語というか
中華民族の力強さがまったく感じられない
ふわふわと優しいものでした。
言い回しも微妙に違って、
大陸だと
「給我打電話/ゲイウォダーディエンホァ」
(私に電話をしてください)と
最初に「給我/ゲイウォ」(私に)と言うのに対し、
台湾人留学生は「打電話給我/ダーディエンホァゲイウォ」と
「給我」を後につけています。
のちのち台湾人留学生に聞いてみると
先に「給我」っていうと主張が強い感じがする、
と話していました。(そうでない人もいると思います)
そういうちょっとした言い回しの違いの積み重ねが
から聞き取れなくなったのかなと思いますが
だんだん慣れていったのでした。
❀元留学生から留学生を迎える側へ
半年ごとにやってくる新しい留学生。
入学の季節には空港へ迎えに行くのも仕事の一つ🛫
留学生にとっては日本は憧れの留学先。
空港に降り立った子たちが目を輝せているのを見て
なんてまぶしいんだ…と感動💖
本当にキラキラオーラが見えるようでした✨
半年もいるうちにみんなニコニコしながらも
ちょっとずつスレてくる(笑)のですが、
違う国籍でカップルができたり、寮内トラブルがあったり
若さと文化の違いで起きるハプニング続きの毎日が
「ドラマか…?」って感じで楽しかったです。
❀国際的な環境で英語のほうは…
年に数回は営業活動で台湾、香港、中国に出張していました。
英語担当者に至っては、出張するのは
ネイティブスピーカーのいる国より
英語を第二言語とする国ばかり。
それだけ、
英語って話せる人が多くて、
英語さえ話せればどこにだって行ける
ってことですよね。すごい言語だと思います。
そんななかでかかってくる電話も
いろんな国の言葉なので
自分の担当しない国からの電話でも
「少々お待ちください」を意味する言葉は
どの担当者も言えたように記憶しています。
「please wait a moment.〇〇さ~ん、電話でーす。英語です!」
…けどそれだけでした💦
来日したての韓国人留学生に韓国語で話しかけられ
パニクってしまい、彼もパニックになりながらも
where…cityhall…
と一生懸命言っていたのに理解してあげられず
あとで韓国担当者に「それくらい理解してあげて」と
苦笑されたこともありました。
このとき少し勇気があれば、少し勉強しておけば、
その子が日本語を話せるようになったころ
「最初は英語で話してたよね」なんて
一緒に語ることができたかもしれません。
なんて、このエピソードも
今日久しぶりに思い出したのですがね(^^;)
私は自分の担当する国の生徒以外とはあまり積極的に
話さなかったのですが、スタッフの中には
担当の生徒でない子たちとも談笑を楽しんでいた人もいました。
そういう人生のほうがきっと豊かですよね。
ずいぶん長く書いてしまいました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!
thank you***